| 特別寄稿 ”われら団塊Ｓ” 俊水 | ||||||||||||
| …文化… ブンカ？ そっか− 文化かぁ… アッチャ−忘れとったわ、こらあかん もう間にあわへんて いかんいかん もうやめや みんな行こ行こ もう行こやないかこの国を出よ 宇宙へ飛び出し小惑星を一個ゲットしてみんなで農耕などしてのどかに暮らそやないか。 宇宙船の技術なら大田区の町工場にあるぞ、通信の技術なら秋葉原のコムテレ屋が上だ、農業牧畜ならオレがきの頃経験あるぞ あたしは元歯科助手よ入れ歯まかせて てやんでぃおれなんざ自衛隊員でぃ 戦車でウィリ−かまして田圃こしらえちゃうぜぃ 治山水道 電気ガス 医療教育 建築土木 音楽出版 映像娯楽 美容飲食 風俗葬祭 なんだってできる。 ♭なんてったて ウォ−ヲ われらは団塊S オ−ッ! いざ飛び立とう 新しい宇宙へ！ ♪飛べ 飛べ飛べ ダンカ−イズ チャン チャン♪ と 永田先生のご高説に接し、小生以上のように解釈いたし候らいどもこれでよろしいか？ エッ。おまえはアホかって？ お褒めいただきありがたく。 来年の話を正月からすれば奇界ケ島の赤鬼でさえ鉄棒を放り出して大笑いしてしまうのが必定 しかし これは昔の話し。 時の移ろいの速さ単位を時速という、脳内時計の運針速はここ十年来ピサの斜塔の傾倒度増加量を遥かに超えて、うなぎ登りの右肩上がり。 かって盛んのバブルの寵児には痛痒い思い出ばかり、さらに追い討ち掛けるは傾斜計のマイナス度増加率、すなわち暗雲怪しさ告げる股間の勃起度。 来年はいずれ来る年ゆえに来年とかここはひとまずアホをきめこみこの地球にとどまりて、冷たいビ−ルなど飲みながら我らが行く末見届けるを最後のしごととされては如何かと。 さて この未曾有の大困難時代を目前にしてもなお お主、へラへラといまだ浮世離れの暮らしをしておる様体（ようてい）、当地信州長野からも見えておるぞ、左様なる了見で果たして一体よいものか！ 世間を甘く見るな！喝！ とのお叱りの葉書 元旦に大兄より届き、小生まったくもって恐縮至極 平伏すること蛙のごとし。 |
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