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団塊世代サラリーマンの年金受給額は、保険料負担に対して4.1倍？？ (作成日: 2006/10/02）

今日の朝刊に次の記事が載っていた。

”ん、なるほど〜、団塊って有利なんだ〜”ってか！　んなもん、素直に思えるわけね〜だろが

• 団塊ジュニア世代の厚生年金給付負担倍率が団塊世代より低くなりそうなのはその通りだろう。
  この新聞記事を読んだ若い衆が、”団塊め〜っ”と思うのは嬉しくないけど気持は分かる。
  今は未だ”年金財政を支える側にいてそこそこ知恵も力も残ってえばってる団塊”なので非難する側も遠慮があるようだが、”年金資金を食い始め体力逓減の団塊”がいじめられる日はそう遠くない筈。
• 不思議なのは、どうして”団塊世代は若い世代より有利”に特化したアプローチになるかなのだ。
  ”団塊世代は若い世代より有利なので恵まれていると思いなさい”って事かしらん。

• 店主が休日を投資した調査により、この記事のモデルによる年金受給額（夫婦共64歳以降の月額）を推定すると、
  

  	報酬比例部分	基礎年金	月額受給額	推定年収
  夫	110,000	65,000	175,000	2,100,000
  妻		65,000	65,000	780,000
  夫婦計	110,000	130,000	240,000	2,880,000

  のようになる、多分。これはこれで（有利かどうか／恵まれてるかは別として）有難い事だと思います。本当。
• これが、”平均的団塊の年金受給額実態”なのだ。
  ”受給は有り難い”けれど、”若い衆の非難の矛先を引受け”たり、”優雅な生活を楽しむ団塊像”をすんなり受入れるには大いに抵抗ありだわさ。
• ｢給付負担倍率｣の計算では、どうして事業主が負担している保険料を除くのだろう。事業主は、”法定福利費”即ち”法律が定めた福利厚生費”（人件費扱）として実際に保険料を納付して頂いているではないか。
  
  又、まさか、納付保険料実績額を絶対額で計算する愚はないだろうが、その換算率に付いて述べていないのは不公平だ。
  店主の例だと、就職時（18才）のときには、給与総支給額￥18,000の中から厚生年金保険料を納めたのだ。

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団塊は逃切り世代なのか ？